おはこんにちばんわ。
便利屋 宮輔です。
先日、ベッド吊り上げの依頼を受けまして、筋肉が必要そうなので、若いのを1人連れて行きました。
依頼は「セミダブルサイズのベッド(組み立て式)をマンションの4階に吊り上げ搬入して欲しい」という内容でした。
もうこれは便利屋にしてロープ大好き宮輔の出番じゃないかと思いました。ええ、完璧に僕の出番にして得意分野だと確信して現場へと行きました。
エントランスに置かれたベッドを見て「めっちゃでかい」なんて思いながら、組み立ての部品の内、階段で運べるものだけを搬入しました。意外と多くの部材を階段で搬入することができ、エントランスの入り口が通過できない物が2つだけ残りました。
おそらく、メーカー様によって組み立ててあったベッドフレームの一部です。「なんで一番デカい部分が組みあがってんだ!ちくしょー!」なんて思いながらすぐに吊り上げ準備に入りました。
窓の近くには電線があったため、万が一を考え、窓からの搬入を断念。階段側から吊り上げ搬入をし、徐々に玄関ドアに近づけていく方法を取ることにしました。
外に配置した一人が、周囲の安全確認とロープを使って壁面を傷つけないように誘導する係。もう一人があらん限りの力を持って上に引き上げる係というごり押し技です。
さて、全てのセッティングを終え、いざ吊り上げようとロープを引くと・・・
「ミシッ」っとイヤーな音が聞こえるではありませんか。一度、ロープを持つ手を緩め、確認作業を行いました。
幸い、ベッドフレームに傷も破損もありませんでしたが、少し力が加わっただけで軋む資材を4階まで吊り上げる訳にはいきません。壊れてしまっては困りますし、割れて落下した場合の危険度を考えると、これ以上は吊り上げる訳に行きません。
さて、どうするべきかとご依頼者様と相談した結果、一度ベッドフレームを解体し、そのすべてを搬入。室内で組み立てなおす事になりました。
しかし、一度解体したフレームを再度組み立てなおす以上、補強をすべきと考え、補強材を購入に行きました。
補強材を購入後、戻って作業を行いましたが、その日は木工用ドリルが折れたり、時間が足りなかったりと、夜10時に撤収。
翌日の夜に仕事でお疲れのご依頼者様にご迷惑をおかけしつつ、補強、組み立てを行い、ようやく出来上がりました。
そんなこんなで出来上がったベッドです。頑張りました。
ご依頼者様にもチェックをして頂き、作業は終了。
時間も作業も予想外ではございましたが、ご依頼者様のご要望にお応えできたのではないかと思います。
人の困ったを助けてこそ便利屋。なんて思って帰路につきました。いい気になっていたんですね。
翌朝、「忘れ物がありますよ(笑)」のメール。ドライバーを入れたポーチを忘れてしまったようで、着払い郵送で送って頂けることに。
最終的に便利屋が助けられてしまいました。
猛省すべきですね。
まあ、何が言いたかったのかというと、
「ご依頼を頂いたY様。ドライバーポーチ忘れてすみませんでした!!!」
コメントをお書きください