本日の21時23分頃、茨城県南部を震源地とした地震がありました。
皆様は大丈夫だったでしょうか。
死傷者が出ない事、また、一人でも少ないことを祈るばかりです。
この記事を書いている段階では、まだ詳しい内容が分かっていません。
もどかしい気持ちでいっぱいになります。
震災の恐怖が後を絶たない近年、非常用の持ち出し袋を常備するご家庭も多くなりました。笛やライト、寝袋などが入っていると思います。その中身で、あった方が良いものを以下に列挙していきます
大学生の頃、登山や洞窟調査、徒歩による旅などの経験や、山の添乗員(ガイド)をやっていた時期などを通して、学んだことです。
私的見解になってしまいますが、ご了承ください。
以下のリストが、付け足したほうが良いものです。
分かりにくいモノには、補足写真をつけておきます。
・断熱シート(銀マット等)
睡眠時、最も体の熱を奪うのは地面です。寝袋があろうと、地面に寝れば体温が地面に奪われます。
体温が奪われると、体力の低下だけでなく、冬などには低体温症になってしまうのでご注意ください。
ホームセンターやアウトドア用品店で購入できます。
・小型コンロと食器
緊急時など、温かい飲み物を飲むと安心できるものです。また、非常食に温めや雨水の煮沸消毒に使えます。
テントや車内などで使用する場合は必ず通気を良くしてください。
密閉した空間だと酸欠や一酸化中毒になります。
・ストールや手ぬぐい
防寒用品としてはもちろん、タオルの代わり、マスクの代わり、荷物の運搬など、大変多くの使い方があります。
また、怪我をした時などに、固定、圧迫止血、腕を吊る、縛るなどにも使えます。
・ケミカルライト
折ると発光するライトです。コンサートなどでも使われますが、防災用品としても使えます。
電力を使用しないで明かりを得ることができ、触っても火傷しません。
水中でも使えるので、夜間に川などに落ちた際は目印にもなります。
・ダクトテープ
ガムテープなどより強度と粘着力が高いです。物に貼って名前を書いたり(避難所などでは持ち物に名前を書きましょう)、靴底の修理、雨合羽や傘の修理、とにかく応用が利きます。
・ウェットティッシュ
長期にわたる避難生活などでは、衛生的でない場合や貴重な水を使用できない場合があります。顔や体を拭き、寝床をきれいにするものです。汚れた手を綺麗にするのに貴重な水を使わなくて済みます。
・雨合羽
雨に濡れると体力を奪われ、病気になったりします。防寒具としても役に立ちます。
・ビニール袋類
穴を掘ったトイレに入れれば処理が楽になります。また、ゴミを纏めておかないと、臭いや虫が湧く原因になります。
・歯ブラシ
歯周病や虫歯を防ぎましょう。ストレスなどで悪化しますし、歯医者に掛かれない場合もあります。
・サランラップ
阪神大震災の頃から、食器を洗う問題はありました。食器の下にコレを敷けば洗い物を増やさず、水を消費しなくて済みます。
・底の分厚い靴
釘、ガラス片、とがった木材、割れたコンクリート、足元の危険から足を守りましょう。足をやられると動けなくなります。
・身分証明書のコピー
とっさに財布などを持ち出せない場合もあります。自分がどこの誰なのかを証明できるようにしておきましょう。万が一の時に、判別してもらえる材料にもなります。
・小銭
自販機などで釣銭切れなどの表示がある場合、お札では買えません。電気が復旧した後や、ある程度落ち着いた後に必要になる場合が多いです。
・トイレットペーパー
トイレの時だけでなく、鼻をかんだり、食器の汚れを拭いたりできます。
・予備のメガネ(メガネを使っている人)
緊急時にメガネが壊れていると、看板も見えず、足元も見えない、人の判別ができないなんて状況に陥ります。昔のものでも構いませんので、入れておきましょう。
・家族の写真(大切な人の写真)
家族の捜索をする際に、これがあれば視覚的に情報を伝えられます。また、一人で心細い時に自らを鼓舞するため、必要です。アルバムに入れてあるものは瓦礫に埋もれたり、水でダメになる可能性もあります。
・生理用品
女性の方はしっかりと用意をしておいてください。配給までの間に必要になるかもしれません。
・乾電池
身の回りのもので電池を使うものは多いです。懐中電灯、充電器などの予備をしっかりと用意しましょう
順次、更新もしていきます。
もしも、不安なことや知りたいことがあればご連絡ください。
便利屋への依頼でなくとも、かまいません。
いつか、誰か一人でもこの記事を見て参考になったと思って頂ければ幸いです。
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